FXをこれから始める方、始めたばかりの初心者が気をつけるべきことを10個厳選してみました。
FXは使い方を誤ると大変なことになる一方、うまく使えば月数万円を稼げるような副業にもなり得ます。
経験が物をいう世界なので引退しないことがFXで勝つ唯一の方法です。最初から勝ち続けられる人はほんといませんので、無理のない金額からコツコツと始めていきましょう!
私の経験談をもとにFXで気をつけた方が良いことを10個記載していきます。
FX初心者が気をつけるべきこと
1. ギャンブルトレードをしない
まず、投資全般に言えることですが一攫千金を狙ったギャンブルはするべきではありません。再現性がなく運による勝ちは後々後悔することになるでしょう。
最初の数回たまたま運で勝てても、勝ち続けることは不可能です。勝ち続けるためには勝てるトレードを積み上げなければなりません。
なんとなく上がりそうだから買い!とか、SNSで誰かが下がるって言っているから売り!のような自分の意思のないギャンブルトレードはやめましょう。
投資はギャンブルではありません。しかし、ギャンブルにすることもできてしまいます。世界で勝ち続けている人はギャンブルトレードはしていないので絶対にやらないことをおすすめします。
2. 最初から資金を入れすぎない
投資は複利で増えるため掛け金が大きくなればその分リターンも大きくなります。その反面、リスクも同じだけ大きくなるのが株やFXなどの投資です。
勝てるようになるまでには時間を要します。巷で有名なトレーダーの方々も最初から勝てていたわけではなく、数ヶ月、数年と続けるなかで自分の勝ちパターンを見つけ、それを積み上げて大きな資産を築いています。
100円の利益、損益だと物足りなさを感じるのはわかりますが、まずは小資金で始めることをおすすめします。
何度も言いますが、投資は複利で増えていきます。勝てるようになったら掛金をあげればいいんです。
まずは勝つこと、それに専念しましょう。
3. スキャルピングをしない
スキャルピングとは、数秒から数分の間で何度もエントリーを繰り返す手法です。
スキャルピングで勝っている人もいないことはないですが、私の経験談としてスキャルピングはとても難しく、利益が伸ばせませんでした。
正直向き不向きはあるので、自分が向いているかチャレンジしてみることはいいとおもいます。
私はエントリー根拠がFXでは大切だと思っていますがスキャルピングではそれを考えることができません。値動きに翻弄され、ひと月に10万円の資金を溶かしてしまったこともあります。
また、スキャルピングはチャートに張り付いていないといけないので、労働の時間が増えてしまうというのも個人的にはおすすめしないポイントです。
4. 自分ルールを確立する
私はFXではこのルールが一番大切かなと思っています。エントリー根拠を考えずになんとなくエントリーをしていたときは、やはり勝てませんでした。
エントリーする前に、エントリー根拠、利確の場所、損切りの場所これらのルールを自身で考えた上でエントリーすることをおすすめします。
このようなエントリールールを確立しておくと、トレードの検証ができるようになります。
FXは期待値の高いトレードを積み上げることで、トータルで勝つということが大切です。そのためには決まったルールを繰り返し検証をすることが勝つための近道になるでしょ う。
5. トレードを検証する
上記でも述べたように、FXは期待値の高いトレードを積み上げることが大切です。またトータルで勝つという考え方が重要だと思います。
勝率30%の低いトレードでも、勝てた時に負けた時の10倍の利益を取れるのであればそれも良いトレードだと思います。
大切なのはトータルで勝つということです。そのために、毎回のトレードをデータに溜めて1週間、1ヶ月、1年と勝率と利益をメモしておき、トレードの有用性を必ず検証するようにしましょう。
負けている人や、引退してしまった人の大半はこのような検証作業をしていないのだと思います。FXで勝ちたいのであれば、自分ルールがトータルで勝てる手法であるか数値として出すことをおすすめします。
6. 金額ベースでトレードしない
何度も言いますがFXは複利で増えますので、勝ちのpips数が負けのpips数を上回れば必ずプラス収支になります。
なので長いスパンで検証した結果、勝ちのpips数が上回る手法、ルールが確立できたのであれば、その段階でロットを増やしていけば必ず資産は増えていきます。
しかし、トレードの世界はずっと同じやり方で勝てるという世界ではないので、慢心せず謙虚に無理のない範囲でロットを増やすことは忘れないようにしましょう。
負けが続くようであれば、ロット数を落とし、手法のトライ&エラーを繰り返していきましょう。
7. 経済指標の出る時はポジションを落とす
FXでは経済指標というもので大きく上下に動きます。世界の要人のちょっとした発言であったり、消費者物価指数(CPI)や失業率などなど毎週のようにイベントがあります。
この経済指標が出る直前はボラティリティが増え、思っていた動きを逸脱する場合が多くあります。
私の意見としてはこの経済指標もテクニカルの範囲に落ち着くと思っているので、それも踏まえた上でポジションは落とさないことも多いですが、初心者のうちは一旦トレードをしないことをおすすめします。
通貨によっても動く値幅も違いますし、ポンド円なのにアメリカの経済指標の発表でものすごく値幅が乱高下したりします。なので、この経済指標ではだいたいこれくらいの値動きがあるなど経験値的に判断できるようになるまで控えることをおすすめします。
8. エントリー後はチャートを見過ぎない
チャートは毎日見るべきですし、見れるのであればずっと見ていた方が経験値的に良いと思います。ですが、エントリー後自分の思っていた方向に動かなかった時、上がっていたけど一時的に調整が入った時などチャートを見ているとポジションを落としたくなってしまうことが多いと思います。
実際私もそのようになってしまい、チキン利食いをしたり、変なところで損切りしてしまったりなど何度も経験があります。
今でもチャートを見ているとそのようになってしまうこともありますが、今はエントリー時に利確の指値と、損切りの逆指値を入れてしまうのでエントリーしたらあとは触らないというルールを作っています。
チャートを見過ぎず、数時間感覚で確認する程度に留めると、自分自身の時間も生まれますしおすすめです。
9. インジケーターを使いすぎない
正直これは私自身の勉強がまだ足りていないだけかもしれませんが、MACDやRSIなど始めたばかりの時は使っていたのですが、これらのサインはタイムラグがあると思っています。
トレンド転換サインが出た時には、大きくチャートが動いてしまっていたり、トレンド転換サインが出たから入ってみたもののダマシだったみたいなこともよくあります。
これらのインジケーターは、一つの指標に過ぎないので色々なインジケーターのサインを組み合わせて方向性の予測に役立ちます。
私の目線が、数時間から1日のスイングなので間隔が短いと意外と当たらないことも多い印象なので、私はろうそく足と移動平均線だけでトレードしています。
勉強すればもっと良いトレードができるようになる可能性もあるので、最初のうちはあまり意識せず、トレードに慣れてきたら勉強するくらいでいいのかなと思っています。
10. レバレッジをかけ過ぎない
FXで多額の借金をする人の多くはレバレッジをかけている人だと思います。
以下の記事で説明していますが、レバレッジをかけなければ基本的にマイナスになることはありません。
FXの良さでもあり、悪いところでもあるのがこのレバレッジですが、このレバレッジも使い方次第なのであくまで始めたばかりの時はやめておいた方が良いというものです。
少額で高い資金効率で回せるのがFXの良いところなのでトータルで勝てるようになっているのであれば、少しレバレッジをかけてみるのも良いかもしれません。
レバレッジをかける時は、万が一マイナスが生じた場合でも資産の範囲内で補える範囲でかけることをおすすめします。
まとめ
いかがでしたか?
これからFXを始める方、FX初心者のかたはこれらを少し意識してやってみてはいかがでしょうか。
投資は自己責任なので無理のない範囲で自身の生活に少し余裕が出たらいいな程度の欲張りすぎずやってみてほしいなと思います。
これから始めてみようかなと思っている方は以下でおすすめの口座を紹介していますので、良かったらこちらの記事もご覧ください。
最後までありがとうございました。